株式会社図研の2026年3月期第2四半期決算は、主力製品の好調な販売により売上高が過去最高の194億5,400万円(前年同期比2.0%増)を記録し、利益面でも経常利益29億5,800万円(同19.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益20億9,500万円(同28.7%増)と過去最高を達成しました。通期予想は据え置かれていますが、創立50周年記念配当を含む大幅な増配が予定されています。
主な事業セグメント
株式会社図研は、電気設計システムや回路設計ソリューション、ITソリューション、クライアントサービスなどを提供する企業です。主要顧客はエレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業で、DXに向けたIT投資が活発な状況が続いています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の売上高は194億5,400万円(前年同期比2.0%増)と過去最高を更新しました。これは主力製品「CR-8000 Design Force」の日本での売上増加や、データ管理システムDSシリーズの欧州での堅調な推移によるものです。利益面では、開発投資による経費増加があったものの、売上高の伸びにより、営業利益23億7,100万円(前年同期比2.1%増)、経常利益29億5,800万円(同19.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益20億9,500万円(同28.7%増)と、いずれも過去最高となりました。
貸借対照表の変化
当中間期末の総資産は634億1,200万円(前期末比1億3,800万円増)となりました。流動資産は1億4,100万円減少し、固定資産は2億7,900万円増加しました。負債合計は236億5,700万円(同3億3,100万円増)となり、純資産は397億5,500万円(同1億9,300万円減)となりました。自己資本比率は62.7%となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは22億1,400万円の収入となり、前年同期比5億2,000万円減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは3億9,500万円の支出となり、前年同期比5,800万円支出が増加しました。財務活動によるキャッシュ・フローは27億2,500万円の支出となり、前年同期比7億7,000万円支出が増加しました。これらの結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は266億9,400万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月12日に公表された通期の業績予想に変更はありません。ただし、当社グループの業績は第4四半期に集中する傾向があることが注記されています。通期の売上高は430億円(前期比5.6%増)、営業利益56億円(同3.9%増)、経常利益63億円(同6.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益44億5,000万円(同14.9%減)を予想しています。
株主還元
2026年3月期の期末配当金は1株当たり150円(うち記念配当100円)を予定しており、年間配当金は200円となる見込みです。これは前期の年間配当金100円から大幅な増配となります。