名古屋銀行の2026年3月期第2四半期決算は、経常収益604億円(前年同期比24.9%増)、経常利益127億円(同23.7%増)と大幅な増収増益となりました。貸出金や預金の増加、利鞘の改善により資金利益が拡大し、業績を牽引しています。通期予想も増収増益を見込んでおり、堅調な業績推移が期待されます。
主な事業セグメント
名古屋銀行は、主に愛知県を中心とした地域金融機関です。預金業務、貸出業務、有価証券投資、為替業務などの銀行業務を中心に、リース業務やクレジットカード業務なども展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2026年3月期第2四半期の経営成績は、経常収益が前年同期比24.9%増の604億円、経常利益が23.7%増の127億円、親会社株主に帰属する中間純利益が21.8%増の91億円となりました。貸出金利息や有価証券利息配当金の増加が増収に寄与し、預金利息の増加があったものの、増益を確保しています。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期末比5.7%増の6兆1,010億円となりました。預金が10.4%増加し5兆2,902億円、貸出金が2.9%増加し4兆1,083億円となり、主要勘定が拡大しています。純資産は7.5%増の2,974億円となり、自己資本比率は0.1ポイント上昇して4.9%となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、預金の大幅な増加や貸出金の増加が見られることから、営業活動によるキャッシュフローは増加したと推測されます。一方で、有価証券の増加から投資活動によるキャッシュフローは減少した可能性があります。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、経常収益1,130億円(前期比9.9%増)、経常利益217億円(同3.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益152億円(同3.2%増)と増収増益を見込んでいます。前回公表からの修正はありません。
株主還元
2026年3月期の1株当たり配当金は、中間配当150円、期末配当50円を予定しています。なお、2025年10月1日付で1株を3株とする株式分割を実施しており、実質的な増配となっています。