京三製作所の当中間期は、売上高が21.4%増加し318.02億円となりましたが、人件費や販売管理費の増加により営業損失が15.23億円に拡大しました。通期では増収減益を予想しており、厳しい経営環境が続く中で収益性の改善が課題となっています。
主な事業セグメント
京三製作所の主な事業セグメントは、信号システム事業とパワーエレクトロニクス事業です。信号システム事業では鉄道信号システムや道路交通システムを、パワーエレクトロニクス事業では半導体製造装置用電源装置などを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高が318.02億円(前年同期比21.4%増)と増加しました。しかし、営業利益は△15.23億円(同1.11億円減)、経常利益は△11.23億円(同500万円減)、親会社株主に帰属する中間純利益は△6.11億円(同1,400万円減)と、いずれも損失が拡大しました。人件費や販売費及び一般管理費の増加が影響しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比2.1%減の1,233.38億円となりました。主な変動として、受取手形、売掛金及び契約資産が27.6%減少し203.89億円となった一方、仕掛品が13.6%増加し379.13億円となりました。負債は1.7%減の730.27億円、純資産は2.7%減の503.1億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは△39.58億円(前年同期比11.95億円の支出増)となりました。主な要因は、棚卸資産の増加57.88億円、仕入債務の減少23.78億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは△18.06億円(同3.75億円の支出増)、財務活動によるキャッシュ・フローは31.06億円(同30.94億円の収入増)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高860億円(前期比0.7%増)、営業利益47億円(同23.1%減)、経常利益50億円(同24.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益35億円(同26.8%減)を見込んでいます。前回公表からの修正はありません。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり5円で実施される予定です。期末配当金は18円、年間配当金は23円を予定しており、前期と同額を維持する見通しです。