株式会社九州フィナンシャルグループの2026年3月期中間決算は、経常収益1,225億3,600万円(前年同期比12.7%増)、経常利益299億5,900万円(同41.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益208億1,400万円(同42.4%増)と大幅な増収増益となりました。資金運用収益の増加が業績向上の主因であり、通期予想も上方修正されています。
主な事業セグメント
株式会社九州フィナンシャルグループは、主に銀行業を中心とする金融サービス事業を展開しています。預金・貸出・有価証券投資などの銀行業務が主要な事業セグメントとなっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経常収益は前年同期比12.7%増の1,225億3,600万円となりました。経常利益は41.1%増の299億5,900万円、親会社株主に帰属する中間純利益は42.4%増の208億1,400万円と大幅な増益となっています。資金運用収益の増加が主な要因で、特に貸出金利息が前年同期の411億5,100万円から507億1,200万円へと23.2%増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比1.8%増の13兆5,194億円となりました。主な変動として、有価証券が7.3%増の1兆9,996億円、債券貸借取引受入担保金が39.0%増の4,117億5,000万円となっています。一方、貸出金は0.4%減の9兆25億円とわずかに減少しました。純資産は5.8%増の7,451億4,700万円となり、自己資本比率は5.5%と0.2ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な数値は記載されていませんが、預金等(譲渡性預金を含む)が前連結会計年度末比1.2%増の10兆7,053億円となっており、営業活動によるキャッシュフローは増加していると推測されます。投資活動では有価証券の増加が見られ、財務活動では配当金の支払いが行われています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想について、経常利益は前期比17.4%増の505億円、親会社株主に帰属する当期純利益は15.2%増の350億円を見込んでいます。これは当中間期の好調な業績を反映した上方修正と考えられます。
株主還元
2026年3月期の中間配当金は、普通配当12円に創立10周年記念配当1円を加えた13円となりました。期末配当金も同様に14円(普通配当13円、記念配当1円)を予定しており、年間配当金は前期比6円増の27円となる見通しです。