主な事業セグメント
株式会社中村超硬の主な事業セグメントは、特殊精密機器事業、化学繊維用紡糸ノズル事業、D-Next事業、マテリアルサイエンス事業です。各事業では、精密機器、紡糸ノズル、ダイヤモンドワイヤ、ナノサイズゼオライトなどを扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は14.14億円(前年同期比7.4%減)、営業損失は4,700万円(前年同期は1,000万円の損失)となりました。経常利益は100万円(前年同期は1,900万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益は1.89億円(前年同期は2,500万円の損失)と改善しました。特殊精密機器事業と化学繊維用紡糸ノズル事業の売上が減少し、D-Next事業も半導体市況低迷の影響を受けました。一方、固定資産売却益2.07億円が特別利益として計上されています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比4.8%減の50.99億円となりました。主な減少要因は、仕掛品の1.83億円減、機械装置及び運搬具の6,800万円減です。負債は前期末比9.8%減の40.91億円となり、主に前受金1.86億円減、契約負債1.02億円減、1年内返済予定の長期借入金9,100万円減によるものです。純資産は前期末比23.0%増の10.08億円となり、自己資本比率は19.6%(前期末15.1%)に改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.69億円の収入(前年同期比50.8%減)となりました。主な要因は税金等調整前中間純利益1.85億円、棚卸資産の減少1.61億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは5,600万円の支出(前年同期比63.2%増)となり、主に定期預金の預入による支出5,000万円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは1.29億円の支出(前年同期比0.7%増)となり、主に長期借入金の返済1.16億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高30億円(前期比13.6%増)、営業利益3,500万円(前期比350.1%増)、経常利益5,500万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,000万円と増収増益を見込んでいます。前年度の実績と比較すると、売上高、利益ともに大幅な改善が期待されています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2026年3月期の期末配当予想は1株当たり0円とされています。