株式会社三社電機製作所の2026年3月期中間決算は、売上高がほぼ横ばいの116億2千600万円となる一方、利益面では大幅な減少となりました。半導体事業の損失改善はあったものの、電源機器事業での材料コスト高騰が影響し、営業利益は前年同期比67.4%減の6千800万円にとどまりました。通期では増収増益を見込んでおり、業績回復に向けた取り組みが注目されます。
主な事業セグメント
株式会社三社電機製作所の主な事業セグメントは、半導体事業と電源機器事業です。半導体事業ではパワーモジュールやチップ販売、電源機器事業では表面処理用電源や一般産業用電源、無停電電源装置などを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は116億2千600万円(前年同期比0.0%減少)となりました。営業利益は6千800万円(前年同期比67.4%減少)、経常利益は7千万円(前年同期比78.2%減少)、親会社株主に帰属する中間純損益は2千900万円の損失(前年同期は1億2千600万円の利益)となりました。半導体事業では損失が改善したものの、電源機器事業では材料コスト高騰などにより減益となりました。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末に比べ3億5千700万円減少し、332億1千400万円となりました。主な変動として、受取手形及び売掛金が16億5千900万円減少し、現金及び預金が4億6千600万円、商品及び製品が5億8千400万円増加しました。負債合計は1千万円減少し92億1千900万円、純資産合計は3億4千600万円減少し239億9千400万円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは17億6千200万円の収入(前年同期比9.0%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは1億5千900万円の支出(前年同期比87.0%減)、財務活動によるキャッシュ・フローは11億4千700万円の支出(前年同期比182.5%増)となりました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は前連結会計年度末に比べ4億6千300万円増加し、62億2千万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高277億円(前期比8.9%増)、営業利益12億円(同11.8%増)、経常利益12億円(同1.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8億4千万円(同67.1%増)を見込んでいます。この予想は2025年5月9日に公表された数値から変更はありません。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり10円です。2026年3月期の年間配当予想は1株当たり40円(中間配当10円、期末配当30円)となっており、前期と同額を維持する方針です。