株式会社ヤシマキザイの2026年3月期中間期決算は、売上高158.06億円(前年同期比22.0%増)、営業利益1.21億円と大幅な増収増益を達成しました。鉄道事業の回復が業績を牽引し、一部顧客の製造スケジュール変更も寄与しました。通期予想は売上高300億円、営業利益1.5億円を見込んでおり、引き続き成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社ヤシマキザイは、鉄道事業と一般事業の2つの主要セグメントを展開しています。鉄道事業では鉄道車両用電気用品や車体用品を取り扱い、一般事業では産業機器メーカーや電力用機器メーカー向けにコネクタや電子部品を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は158.06億円(前年同期比22.0%増)、営業利益は1.21億円(前年同期は1.47億円の損失)、経常利益は2.08億円(前年同期は1.84億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益は1.98億円(前年同期は1.52億円の損失)となりました。主要顧客である鉄道事業者の業績回復による旺盛な需要や、一部顧客の製造スケジュール変更により、当中間期に納品が集中したことが増収増益の主な要因です。鉄道事業セグメントの売上高は24.1%増加し、営業利益も大幅に改善しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比10.7%減の226.67億円となりました。主な変動として、現金及び預金が15.94億円減少、受取手形、売掛金及び契約資産が5.53億円減少しました。一方、投資有価証券は4.66億円増加しています。負債は前期末比19.0%減の129.81億円となり、支払手形及び買掛金が20.61億円減少しました。純資産は前期末比3.4%増の96.85億円となり、その他有価証券評価差額金が2.95億円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは14.3億円の支出(前年同期は23.13億円の支出)となりました。主な要因は、仕入債務の減少22.04億円、営業未払金の減少9.28億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは2,900万円の支出(前年同期は500万円の収入)、財務活動によるキャッシュ・フローは7,600万円の支出(前年同期は7,100万円の支出)となりました。結果として、現金及び現金同等物は前期末比15.94億円減少し、87.54億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高300億円(前期比3.3%増)、営業利益1.5億円、経常利益2.9億円、親会社株主に帰属する当期純利益1.9億円を見込んでいます。前期実績との比較はできませんが、増収増益を予想しています。この予想は2025年5月15日に公表された数値から変更はありません。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は1株当たり25円を予定しています。前期の年間配当金も1株当たり25円でしたので、配当金額に変更はありません。