株式会社ヤガミの2026年4月期中間期は、半導体関連需要やAED販売の好調により増収増益となりました。売上高53億9,200万円(前年同期比3.1%増)、経常利益11億2,200万円(同15.6%増)を達成し、通期予想も上方修正されています。自己資本比率76.5%と財務基盤も強固で、株主還元も積極的に行われる見通しです。
主な事業セグメント
株式会社ヤガミは、理科学機器設備、保健医科機器、産業用機器の3つの主要セグメントで事業を展開しています。理科学機器設備では実習台や滅菌器、保健医科機器ではAEDや健康診断器具、産業用機器では環境試験装置や電気ヒーターなどを扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高が53億9,200万円(前年同期比3.1%増)、営業利益が10億9,400万円(同15.8%増)、経常利益が11億2,200万円(同15.6%増)となりました。特に、半導体製造装置向け需要拡大による産業用機器の好調や、AEDの堅調な受注が業績を牽引しました。親会社株主に帰属する中間純利益は7億6,700万円(同23.3%増)と大幅に増加しています。セグメント別では、保健医科機器の売上高が10.3%増、利益が30.7%増と特に好調でした。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は181億1,300万円(前期末比2.3%減)となりました。主な変動として、現金及び預金が3億4,000万円増加した一方、有価証券及び投資有価証券が9億7,700万円減少しました。負債は42億5,500万円(同14.8%減)となり、未払金が5億9,400万円減少しました。純資産は138億5,800万円(同2.3%増)となり、自己資本比率は76.5%に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5億6,600万円の獲得(前年同期比14.5%減)となりました。主な要因は税金等調整前中間純利益11億2,200万円、売上債権及び契約資産の減少3億3,600万円です。投資活動では23億8,800万円を使用(同974.5%増)し、主に定期預金の預入による支出53億円が影響しました。財務活動では11億3,700万円を使用(同34.6%増)し、子会社株式の取得や配当金の支払いが主な要因です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年4月期の通期連結業績予想は、売上高110億4,200万円(前期比1.5%増)、営業利益21億3,400万円(同9.7%増)、経常利益21億8,200万円(同9.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益14億8,700万円(同14.3%増)と上方修正されています。半導体関連需要の継続や保健医科機器の好調が見込まれています。
株主還元
2026年4月期の中間配当は1株当たり146円(前年同期比63円増)に決定されました。期末配当予想は138円で、年間配当予想は284円(前期比110円増)となっています。配当性向は100.1%と高水準を維持する予定です。