プラコー社の2026年3月期第2四半期は、厳しい経営環境下で減収減益となりました。売上高9.88億円、営業損失2,500万円を計上し、特にプラスチック成形機事業が低調でした。一方で、メンテナンス事業やシステム開発事業は堅調に推移しています。通期では業績回復を見込んでおり、年間配当6円の維持を予定していますが、今後の市場動向が鍵となります。
主な事業セグメント
プラコー社の主な事業セグメントは、プラスチック成形機事業とシステム開発事業です。プラスチック成形機事業には、インフレーション成形機、ブロー成形機、リサイクル装置、メンテナンスが含まれます。システム開発事業は、コンピューターシステム受託開発とSE人材派遣を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2026年3月期第2四半期の連結業績は、売上高9.88億円、営業損失2,500万円、経常損失1,800万円、親会社株主に帰属する中間純損失4,500万円となりました。プラスチック成形機事業では受注低迷と客先設備投資の影響を受け、全体的に低調でした。一方、メンテナンス事業は順調に推移し、システム開発事業も予定通りの売上を計上しました。前年同期との比較はできませんが、厳しい経営環境が続いていることがうかがえます。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比5.5%減の28.84億円となりました。主な変動として、現金及び預金が9.6%増加、製品が409.7%増加した一方、受取手形及び売掛金が41.0%減少、電子記録債権が56.3%減少しました。負債は前期末比5.0%減の13.95億円、純資産は前期末比6.0%減の14.88億円となりました。自己資本比率は51.6%と、前期末から0.2ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2.76億円の収入となりました。主な要因は、売上債権の減少3.93億円、棚卸資産の増加1.54億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは1,500万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1.59億円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は11.42億円となり、前期末から9.7%増加しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高28億円、営業利益1.5億円、経常利益1.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益1億円を見込んでいます。前期との比較はできませんが、中間期の実績を踏まえると、下半期での業績回復を見込んでいることがわかります。ただし、経営環境の不透明さが続いており、今後の動向に注意が必要です。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は1株当たり6円を予定しています。これは前期と同額であり、厳しい業績にもかかわらず安定配当を維持する方針が示されています。中間配当は実施せず、期末配当のみとなる予定です。