ビケンテクノの2026年3月期中間決算は、主力のビルメンテナンス事業が好調で、売上高176.74億円(前年同期比5.7%増)、経常利益10.38億円(同63.8%増)と大幅な増収増益を達成しました。大型再開発案件や新規施設の受注増加が業績を牽引し、不動産事業やホテル事業も回復基調にあります。通期予想は据え置かれていますが、増配も予定されており、今後の更なる成長が期待されます。
主な事業セグメント
ビケンテクノは、ビルメンテナンス事業を主力とし、不動産事業、介護事業、フランチャイズ事業、ホテル事業などを展開しています。ビルメンテナンス事業が売上高の約89%を占め、大型再開発案件や新規商業施設、物流施設のメンテナンス業務等の受注増加が見られます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高176.74億円(前年同期比5.7%増)、経常利益10.38億円(同63.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益6.71億円(同65.4%増)と大幅に改善しました。主力のビルメンテナンス事業が好調で、売上高157.71億円(同5.8%増)、セグメント利益19.27億円(同17.0%増)となりました。不動産事業も賃貸収入増加により増収増益、ホテル事業も回復基調にあります。一方、介護事業とフランチャイズ事業は減収減益となっています。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期末比0.01%増の403.56億円となりました。主な変動として、現金及び預金が11.1%減少し84.92億円に、販売用不動産が13.0%増加し63.11億円になりました。純資産は前期末比2.5%増の221.82億円となり、自己資本比率は55.0%(前期末53.7%)に上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、現金及び預金が前期末比11.1%減少していることから、営業活動によるキャッシュフローがマイナスになった可能性があります。一方で、販売用不動産の増加や有形固定資産の取得など、投資活動も活発に行われていることが推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高360億円(前期比3.8%増)、営業利益15億円(同5.3%増)、経常利益16億円(同3.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益11億円(同12.4%増)と増収増益を見込んでいます。中間期の好調な実績にもかかわらず、業績予想は据え置かれています。
株主還元
配当については、中間配当を1株当たり18円(前年同期14円)に増配し、期末配当も18円(前期14円)を予定しています。年間配当は36円(前期28円)となり、前期比8円の増配が予定されています。