株式会社トーモクの2026年3月期中間決算は、段ボール部門の好調により大幅な増収増益となりました。売上高1,090.84億円(前年同期比3.8%増)、営業利益44.72億円(同42.1%増)と、特に利益面で大きく伸長しています。通期予想も増収増益を見込み、増配も予定されており、業績は順調に推移しています。
主な事業セグメント
株式会社トーモクの主な事業セグメントは、段ボール、住宅、運輸倉庫の3つです。段ボール部門は国内外で段ボールの製造販売を行い、住宅部門はスウェーデンハウスなどによる住宅販売、運輸倉庫部門は物流サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高1,090.84億円(前年同期比3.8%増)、営業利益44.72億円(同42.1%増)、経常利益44.29億円(同44.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益27.85億円(同45.4%増)と大幅な増収増益となりました。段ボール部門が価格改定効果により増収増益、住宅部門は微増収ながら営業損失が拡大、運輸倉庫部門は増収減益となりました。特に段ボール部門の営業利益が前年同期比34.7%増の54.56億円と好調でした。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は前期末比2.9%増の2,127.67億円となりました。主な増加要因は受取手形、売掛金及び契約資産、棚卸資産、有形固定資産の増加です。負債は前期末比2.7%増の1,165.53億円、純資産は前期末比3.0%増の962.14億円となりました。自己資本比率は44.9%と前期末から0.1ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、貸借対照表の変動から、営業活動によるキャッシュフローはプラス、投資活動によるキャッシュフローはマイナス、財務活動によるキャッシュフローは借入金の増加などによりプラスだったと推測されます。現金及び預金は前期末比20.0%減少しており、設備投資などに資金を充当したと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高2,300億円(前期比4.7%増)、営業利益110億円(同17.5%増)、経常利益108億円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益70億円(同7.5%増)と増収増益を見込んでいます。当中間期の実績を踏まえても、この予想は変更されていません。
株主還元
2026年3月期の1株当たり配当金は、中間配当65円、期末配当65円の年間130円を予定しています。これは前期の年間100円から30円の増配となります。配当性向は30.6%となる見込みです。