トーメンデバイスの2026年3月期中間期は、サーバー・ストレージ向けメモリー製品や中国スマートフォン向けCISの需要増加により、売上高2,430億8,900万円(前年同期比17.3%増)、営業利益81億6,700万円(同36.4%増)と大幅な増収増益を達成しました。生成AI関連需要の拡大を背景に、通期予想も上方修正されています。
主な事業セグメント
トーメンデバイスは、半導体製品を中心とした電子部品の販売を主な事業としています。主要セグメントはメモリー(DRAM、NAND FLASHなど)、システムLSI(SoC、CISなど)、ディスプレイ(LCD、OLEDなど)です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の売上高は2,430億8,900万円(前年同期比17.3%増)、営業利益は81億6,700万円(同36.4%増)、経常利益は69億9,700万円(同26.0%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は47億7,900万円(同18.8%増)となりました。主にサーバー・ストレージおよび車載向けメモリー製品の販売数量増加や、中国スマートフォン向け高精細カメラ用CISの売上増加が寄与しています。メモリー製品の価格高騰も収益性向上に貢献しました。
貸借対照表の変化
総資産は1,849億9,800万円(前期末比62.3%増)となり、主に商品、受取手形及び売掛金が増加しました。負債は1,330億7,100万円(同106.8%増)で、主に短期借入金、買掛金が増加しました。純資産は519億2,600万円(同4.6%増)となりました。自己資本比率は28.1%と前期末の43.5%から大幅に低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、短期借入金が大幅に増加(前期末比324.4%増)していることから、営業活動によるキャッシュフローがマイナスとなり、それを補うために財務活動によるキャッシュフローが大きくプラスになったと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想を上方修正しました。売上高4,700億円(前期比11.5%増)、営業利益115億円(同13.1%増)、経常利益90億円(同22.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益64億円(同14.5%増)を見込んでいます。生成AI関連製品の需要拡大によるメモリー市場の需給逼迫と価格上昇が寄与すると予想されています。
株主還元
配当予想の修正に関する記載がありますが、具体的な金額は明記されていません。前期の年間配当金は1株当たり300円でした。