株式会社ダイイチは、新規出店により売上高が13.0%増加しましたが、出店費用や人件費の増加により利益が減少しました。売上高585億7,000万円、営業利益13億800万円、当期純利益9億7,900万円となり、増収減益となりました。次期は新店の本格稼働により増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社ダイイチは、食料品主体のスーパーマーケット事業及びこれらの付帯業務を展開する単一セグメントの企業です。北海道を中心に26店舗を運営し、地域密着型の食品小売業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当事業年度の売上高は585億7,000万円(前期比13.0%増)と増収となりました。しかし、営業利益は13億800万円(前期比31.7%減)、経常利益は12億8,700万円(前期比34.2%減)、当期純利益は9億7,900万円(前期比31.3%減)と減益となりました。新規出店による売上高の増加がありましたが、出店費用や人件費の増加により利益が圧迫されました。売上総利益率は25.3%(前期比△0.3ポイント)、販管費率は24.1%(前期比+1.1ポイント)となっています。
貸借対照表の変化
資産合計は前期比4.3%増の273億3,800万円となりました。主な増加要因は、売掛金の増加3億2,600万円(前期比34.8%増)、商品及び製品の増加1億9,100万円(前期比16.8%増)、リース資産の増加4億7,400万円(前期比83.0%増)です。負債合計は前期比8.3%増の101億2,400万円となり、主な増加要因は買掛金の増加4億2,200万円(前期比13.5%増)、長期リース債務の増加5億9,300万円(前期比160.4%増)です。純資産は前期比2.2%増の172億1,400万円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは17億300万円の収入(前期比26.2%減)となりました。主な要因は税引前当期純利益13億3,400万円、減価償却費9億9,300万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは9億7,600万円の支出(前期比32.1%減)となり、主に新店出店による有形固定資産の取得7億7,200万円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは10億2,000万円の支出(前期比26.0%増)となり、主にリース債務の返済2億9,800万円、配当金の支払5億4,100万円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年9月期の業績予想は、売上高615億円(前期比5.0%増)、営業利益16億8,000万円(前期比28.4%増)、経常利益16億3,000万円(前期比26.6%増)、当期純利益12億円(前期比22.5%増)と増収増益を見込んでいます。新規出店店舗の本格稼働による売上高の増加と、収益性の改善が期待されています。
株主還元
当事業年度の配当金は1株当たり年間36円(前期比6円増)となり、配当金総額は4億500万円(前期比19.5%増)となりました。次期の配当予想は1株当たり年間40円(当期比4円増)を予定しています。