株式会社ジャックスの2026年3月期中間決算は、営業収益が微増となる一方で利益面では減益となりました。国内事業の取扱高は増加しましたが、海外事業の低迷が影響しています。自己資本比率の改善や増配予定など財務体質の強化も進めていますが、通期予想では減益を見込んでおり、事業環境の改善が課題となっています。
主な事業セグメント
株式会社ジャックスは、クレジット事業、ペイメント事業、ファイナンス事業を主な事業セグメントとする総合金融サービス企業です。国内事業と海外事業(ベトナム、インドネシア、カンボジア、フィリピン)を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の連結経営成績は、営業収益が970億6,900万円(前年同期比1.4%増)となりました。一方、営業利益は132億8,100万円(同17.4%減)、経常利益は131億200万円(同18.6%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は97億1,200万円(同13.2%減)と減益となりました。国内事業では取扱高が増加しましたが、海外事業では減少しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比300億6,800万円増の3兆8,368億5,400万円となりました。負債は130億7,600万円減の3兆5,379億円、純資産は431億4,500万円増の2,989億5,400万円となりました。自己資本比率は前期末の6.5%から7.6%に改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、現金及び預金が前期末比595億7,900万円減少し1,151億3,300万円となっています。一方で、未収入金が646億100万円増加し966億5,500万円となっており、資金の移動が見られます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、営業収益1,915億円(前期比0.3%増)、営業利益200億円(同22.3%減)、経常利益200億円(同22.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益155億円(同16.8%減)を見込んでいます。前回公表からの修正はありません。
株主還元
2026年3月期の年間配当予想は1株当たり200円(中間100円、期末100円)です。前期実績の190円から10円の増配を予定しています。