株式会社サイエンスアーツの2025年8月期決算は、主力のBuddycom事業が好調で増収増益となりました。売上高16.54億円(前期比39.7%増)、営業利益1.07億円と黒字転換を達成し、契約社数とARRも順調に拡大しています。2026年8月期も成長が続く見通しで、初の配当実施も予定されています。
主な事業セグメント
株式会社サイエンスアーツの主な事業セグメントは、フロントラインワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の開発・販売を行うBuddycom事業です。Buddycom利用料とアクセサリー販売が主な収益源となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年8月期の経営成績は、売上高が16.54億円(前年同期比39.7%増)、営業利益1.07億円(前年同期は3,100万円の損失)、経常利益9,200万円(前年同期は3,400万円の損失)、当期純利益1.12億円(前年同期は3,100万円の損失)と大幅に改善しました。Buddycomの契約社数が1,562社(前期末1,077社)に増加し、ARRも10.68億円(前期末7.39億円)と順調に成長しています。
貸借対照表の変化
総資産は20.77億円(前期末比117.9%増)となりました。主な変動は、現金及び預金の増加(10.16億円増)、売掛金の増加(5,000万円増)です。負債は6.83億円(前期末比43.4%増)、純資産は13.93億円(前期末比192.5%増)となりました。自己資本比率は67.1%(前期末50.0%)に改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2.9億円の収入(前期は100万円の収入)となりました。主な要因は、前受収益の増加1.37億円、税引前当期純利益9,200万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは2,600万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは7.53億円の収入となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年8月期の業績予想は、売上高20.69億円(前期比25.1%増)、営業利益1.5億円(同40.0%増)、経常利益1.48億円(同60.7%増)、当期純利益1.2億円(同7.5%増)を見込んでいます。Buddycom利用料売上は12.27億円(同35.1%増)、アクセサリー売上は8.33億円(同12.0%増)を予想しています。
株主還元
2025年8月期の配当は実施されませんでした。2026年8月期の配当予想は、期末配当1円00銭(配当性向6.7%)となっています。