株式会社ケイ・ウノの2025年9月期は、売上高70.04億円(前期比5.2%増)と増収を達成しましたが、原材料費上昇や人件費増加により営業利益1.02億円(同60.8%減)と大幅減益となりました。新規出店や中国展開が奏功する一方、コスト増が課題となっています。2026年9月期は増収増益を見込んでおり、今後の収益改善が注目されます。
主な事業セグメント
株式会社ケイ・ウノは、オーダーメイドジュエリーの製造・販売を主な事業としています。国内での店舗展開に加え、中国本土へのグローバル展開も開始しました。また、子会社を通じてブライダルジュエリーやライセンス商品の販売も行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年9月期の連結業績は、売上高が70.04億円(前期比5.2%増)と増収となりました。しかし、原材料費の上昇や人件費の増加、広告宣伝費の重点投下により、営業利益は1.02億円(同60.8%減)、経常利益は7,500万円(同67.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,200万円(同86.3%減)と大幅な減益となりました。新規出店や中国本土への展開が売上増に寄与しましたが、コスト増が利益を圧迫しました。
貸借対照表の変化
資産合計は45.42億円(前期末比3.1%増)となりました。主な増加要因は仕掛品の増加です。負債合計は32.72億円(同3.3%減)となり、主に未払法人税等と長期借入金が減少しました。純資産合計は12.69億円(同24.4%増)となり、新株発行と利益剰余金の増加が主な要因です。自己資本比率は28.0%と前期末から4.8ポイント改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは4,400万円の支出(前期は3.51億円の収入)となりました。主な要因は棚卸資産の増加9,400万円と売上債権の増加3,100万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは1.39億円の支出(前期比90.4%増)となり、主に有形固定資産の取得9,200万円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは1.91億円の収入(前期は2.36億円の支出)となり、主に株式発行による収入2.13億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年9月期の連結業績予想は、売上高74.77億円(前期比6.8%増)、営業利益1.2億円(同17.6%増)、経常利益1.04億円(同37.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7,400万円(同228.7%増)を見込んでいます。国内での新規出店や店舗移転、マーケティング強化による新規顧客獲得、海外展開の強化などにより増収増益を目指します。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2024年9月期、2025年9月期、2026年9月期(予想)ともに年間配当金は0円となっています。