カワチ薬品の2026年3月期中間期は、競争激化や消費者の節約志向により減収減益となりました。売上高1,453億5,700万円(前年同期比1.4%減)、営業利益32億900万円(同21.9%減)を計上。通期予想も下方修正され、厳しい経営環境が続く見通しです。一方で、創業65周年を記念した増配を予定しており、株主還元に努めています。
主な事業セグメント
カワチ薬品は、ドラッグストア事業を主力とし、医薬品、健康食品、日用品などを販売しています。2025年9月15日時点で、385店舗(うち調剤併設159店舗)を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高1,453億5,700万円(前年同期比1.4%減)、営業利益32億900万円(同21.9%減)、経常利益38億600万円(同16.2%減)、親会社株主に帰属する中間純利益24億5,700万円(同9.5%減)となりました。競合各社の出店増や商品値上げによる買い控えの影響を受け、減収減益となっています。一方で、健康食品等の商品拡充や販売価格の見直し、在庫適正化に努めました。新規出店は5店舗、調剤薬局の併設は3件実施されています。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の資産合計は2,039億2,200万円(前期末比2.2%増)、負債合計は887億9,700万円(同4.2%増)、純資産合計は1,151億2,400万円(同0.6%増)となりました。主な変動要因として、資産は現金及び預金の増加、負債は買掛金の増加、純資産は利益剰余金の増加が挙げられます。自己資本比率は56.4%(同0.9ポイント減)となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは93億3,700万円の収入(前年同期比26.3%増)となり、主に税金等調整前中間純利益や仕入債務の増加によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは24億9,600万円の支出(同14.0%増)で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは20億2,700万円の支出(同44.4%減)で、主に長期借入金の返済と配当金の支払いによるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高2,870億円(前期比0.3%減)、営業利益60億円(同19.6%減)、経常利益70億円(同16.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益37億円(同24.3%減)と下方修正されました。厳しい競争環境や消費者の節約志向の高まりを背景に、減収減益を見込んでいます。
株主還元
2026年3月期の期末配当予想は、普通配当80円00銭に創業65周年記念配当20円00銭を加えた100円00銭となっています。前期の配当金80円00銭から20円00銭の増配が予定されています。