株式会社オーバーラップホールディングスの2025年8月期連結業績は、売上収益85.35億円(前期比1.6%増)、営業利益30.26億円(同40.7%増)と増収増益となりました。販管費の大幅削減により各利益段階で大幅増益を達成し、親会社所有者帰属当期利益は20.67億円(同80.1%増)と大きく伸長しています。
主な事業セグメント
株式会社オーバーラップホールディングスは、出版・映像・音楽・ゲーム・グッズなど多様なメディアを扱う総合エンターテインメントパブリッシャーを目指しています。主にライトノベルやコミックスのコンテンツIP創出、メディアミックス展開、海外ライセンス展開を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年8月期の連結業績は、売上収益が85.35億円(前期比1.6%増)、営業利益が30.26億円(同40.7%増)、税引前利益が28.72億円(同61.9%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益が20.67億円(同80.1%増)となりました。売上収益は微増にとどまりましたが、営業利益以下の各段階利益は大幅な増益となっています。特に、販売費及び一般管理費が前期の27.37億円から15.1億円へと大きく減少したことが増益に寄与しています。
貸借対照表の変化
資産合計は185.75億円(前期末比1.9%増)となりました。主な変動として、営業債権及びその他の債権が2.4億円増加しています。負債合計は104.47億円(同8.8%減)となり、未払法人所得税が3.06億円、その他の金融負債が5.4億円、借入金が4.46億円減少しました。資本合計は81.28億円(同20.1%増)となり、利益剰余金が20.66億円増加しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは13.98億円の収入(前期比27.3%減)となりました。税引前利益28.72億円の計上があった一方、営業債権及びその他の債権の増加2.4億円、その他の金融負債の減少5.4億円、法人所得税の支払10.1億円などがありました。投資活動によるキャッシュ・フローは700万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは13.67億円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年8月期の連結業績予想は、売上収益92.09億円(前期比7.9%増)、営業利益34.21億円(同13.1%増)、税引前利益32.43億円(同12.9%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益22.32億円(同8.0%増)を見込んでいます。マンガを中心とした刊行点数の大幅増加により、着実な売上成長を図る方針です。
株主還元
2025年8月期の配当は1株当たり36.2円(配当性向35%)を予定しています。2026年8月期も期末配当を予定していますが、具体的な配当金額は未定です。今後も配当性向35%以上を目安として安定した配当を継続する方針です。