株式会社イントランスの2026年3月期中間決算では、売上高が5.14億円(前年同期比36.1%増)と増収となりましたが、営業損失2.13億円、経常損失2.37億円、親会社株主に帰属する中間純損失2.38億円と損失が拡大しました。不動産事業とホテル運営事業の売上は増加しましたが、全体としては赤字が継続しており、業績回復に向けた取り組みが急務となっています。
主な事業セグメント
株式会社イントランスの主な事業セグメントは、不動産事業とホテル運営事業です。不動産事業では、プロパティマネジメント、宿泊施設の開発・売却、不動産売買を行っています。ホテル運営事業では、既存ホテルの運営や新規ホテルの運営権確保に注力しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の売上高は5.14億円(前年同期比36.1%増)となりました。しかし、営業損失2.13億円(前年同期は1.77億円の損失)、経常損失2.37億円(前年同期は1.95億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失2.38億円(前年同期は1.96億円の損失)と、損失幅が拡大しています。不動産事業の売上高は1.48億円(前年同期比41.7%増)、ホテル運営事業は3.65億円(同33.8%増)と増収となりましたが、全体としては赤字が継続しています。
貸借対照表の変化
当中間期末の総資産は11.04億円(前期末比4.3%増)となりました。主な変動として、販売用不動産が7,400万円増加し1.15億円となりました。負債は6.04億円(同86.9%増)と大幅に増加し、主に1年内償還予定の社債が2.6億円増加したことによります。純資産は5億円(同32.0%減)となり、親会社株主に帰属する中間純損失の計上により利益剰余金が2.38億円減少しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2.54億円の支出(前年同期は2.4億円の支出)となり、主に税金等調整前中間純損失2.37億円の計上によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは100万円の収入(前年同期は2.53億円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローは2.49億円の収入(前年同期は2.89億円の収入)となり、主に社債の発行による2.56億円の収入によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高22.49億円(前期比172.7%増)、営業利益9,200万円(前期は3.52億円の損失)、経常利益8,200万円(前期は4.29億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益5,500万円(前期は4.32億円の損失)を見込んでいます。前期からの大幅な業績改善を予想していますが、当中間期の実績を踏まえると、達成にはさらなる努力が必要と考えられます。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、当中間期において配当金の支払いはなく、中間期末日後に効力が発生する配当も予定されていません。