株式会社イトーヨーギョーの2026年3月期中間決算は、コンクリート関連事業の好調により増収増益となりました。売上高15億7,500万円(前年同期比1.1%増)、営業利益1億400万円(同110.9%増)と大幅な利益改善を達成しています。一方で、中間純利益は5,500万円(同65.9%減)と減少しており、今後の動向に注目が必要です。
主な事業セグメント
株式会社イトーヨーギョーは、コンクリート関連事業、建築設備機器関連事業、不動産関連事業を主な事業セグメントとしています。特に、道路製品や環境対策製品の製造・販売に強みを持っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の売上高は15億7,500万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は1億400万円(同110.9%増)、経常利益は1億300万円(同115.9%増)となりました。一方、中間純利益は5,500万円(同65.9%減)と減少しています。コンクリート関連事業が好調で、売上高が10億9,800万円(同16.4%増)、セグメント利益が1億800万円(同745.7%増)と大幅に伸長しました。一方、建築設備機器関連事業は減収減益となっています。
貸借対照表の変化
総資産は54億1,100万円(前期末比7.7%減)となりました。流動資産が21億3,200万円(同15.9%減)に減少し、固定資産は32億7,800万円(同1.4%減)とほぼ横ばいでした。負債合計は17億円(同21.4%減)に減少し、純資産は37億1,000万円(同0.4%増)とわずかに増加しました。自己資本比率は68.6%と、前期末の63.1%から5.5ポイント改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な数値は記載されていませんが、貸借対照表の変動から推測すると、営業活動によるキャッシュフローはプラスと考えられます。完成工事未収入金の減少(2億8,600万円)や受取手形及び売掛金の減少(1億900万円)が主な要因です。投資活動によるキャッシュフローは、保険積立金の減少などからややマイナスと推測されます。財務活動によるキャッシュフローは、長期借入金の返済などによりマイナスとなっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期業績予想は、売上高36億円(前期比5.8%増)、営業利益2億2,000万円(同9.1%増)、経常利益2億1,000万円(同6.0%増)、当期純利益2億3,100万円(同33.8%減)を見込んでいます。中間期の実績と比較すると、下半期にさらなる業績の改善を見込んでいることが分かります。特に、当期純利益の減少は、前期の特別利益の反動によるものと考えられます。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は1株当たり18円を予定しています。これは前期の20円から2円の減配となります。配当性向は22.9%となる見込みです。