株式会社アトムの2026年3月期中間決算では、売上高が前年同期比17.6%減の149億9,600万円となりましたが、営業損失は1億8,500万円と前年同期から改善しました。店舗数は248店舗となり、自己資本比率は29.7%に低下しています。通期では減収ながら黒字化を見込んでおり、経営改善の兆しが見られます。
主な事業セグメント
株式会社アトムは、「レストラン事業」の単一セグメントで事業を展開しています。主な業態としてステーキ宮、寿司業態、焼肉業態などがあり、2025年9月30日時点で248店舗(直営店238店舗、FC店10店舗)を運営しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の業績は、売上高が149億9,600万円(前年同期比17.6%減)、営業損失が1億8,500万円(前年同期3億3,000万円の損失)、経常損失が2億1,500万円(前年同期3億1,700万円の損失)、中間純損失が3億4,000万円(前年同期5億1,500万円の損失)となりました。売上高は減少したものの、損失幅は縮小しています。新規出店1店舗、事業譲受による3店舗増加、不採算店3店舗の閉鎖を行い、店舗数は248店舗となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前事業年度末比26億1,000万円減少し163億7,800万円となりました。主な要因は現金及び預金の減少です。負債は1億6,800万円減少し115億1,700万円、純資産は24億4,100万円減少し48億6,000万円となりました。自己資本比率は29.7%(前事業年度末38.5%)に低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2億8,000万円の支出となりました。主な要因は未払金の減少3億9,000万円、法人税等の支払4億2,500万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは3億7,600万円の支出で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは17億3,100万円の支出となり、主な要因は優先株式強制償還による自己株式の取得21億2,700万円です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期業績予想は、売上高324億8,100万円(前期比8.4%減)、営業利益9億3,300万円、経常利益8億7,000万円、当期純利益300万円を見込んでいます。前期からの減収を予想していますが、営業利益、経常利益、当期純利益は黒字化を見込んでいます。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2026年3月期の中間配当は0円となっています。