株式会社たけびしの2026年3月期第2四半期決算は、売上高522億3,800万円(前年同期比9.7%増)、営業利益19億7,500万円(同38.6%増)と増収増益を達成しました。特に社会・情報通信事業が22.5%増と大きく伸長し、全体の業績を牽引しています。自己資本比率も68.6%に改善し、財務体質の強化が進んでいます。
主な事業セグメント
株式会社たけびしの主な事業セグメントは、FA・デバイス事業と社会・情報通信事業です。FA・デバイス事業は産業機器システムと半導体・デバイスを、社会・情報通信事業は社会インフラと情報通信を扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高522億3,800万円(前年同期比9.7%増)、営業利益19億7,500万円(同38.6%増)、経常利益21億9,300万円(同39.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益15億500万円(同9.3%増)となりました。FA・デバイス事業は売上高377億6,700万円(同5.5%増)、社会・情報通信事業は144億7,100万円(同22.5%増)と、両事業とも増収増益を達成しています。特に社会・情報通信事業の伸びが顕著で、放射線がん治療装置や医療用診断装置の堅調な推移、防衛事業関連向け非破壊検査装置の増加が寄与しました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比4.7%減の606億6,900万円となりました。主な要因は売上債権の28億6,100万円減少です。負債は同16.8%減の190億300万円で、仕入債務の27億6,200万円減少が主因です。純資産は同2.0%増の416億6,600万円となり、利益剰余金が9億7,700万円増加しました。自己資本比率は68.6%と、前連結会計年度末の64.1%から4.5ポイント改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、貸借対照表の変動から、営業活動によるキャッシュフローはプラスであったと推測されます。売上債権の減少が28億6,100万円、仕入債務の減少が27億6,200万円とほぼ相殺されていますが、純利益の計上により全体としてはプラスとなっていると考えられます。投資活動や財務活動によるキャッシュフローの詳細は不明です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高1,040億円(前期比3.0%増)、営業利益37億円(同8.0%増)、経常利益40億2,000万円(同6.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益26億8,000万円(同0.8%増)と増収増益を見込んでいます。この予想は、2025年10月23日に公表されたものから変更はありません。
株主還元
2026年3月期の配当予想は、中間配当33円、期末配当35円の年間68円となっています。これは前期の年間62円から6円の増配となります。配当予想に修正はありません。