あいちフィナンシャルグループの2026年3月期中間決算は、経常収益559億円(前年同期比18.1%増)、経常利益142億円(同42.2%増)、純利益100億円(同40.6%増)と大幅増収増益となりました。貸出金利息増加や与信費用減少が寄与し、通期も大幅増益を見込んでいます。配当は年110円を維持する予定です。
主な事業セグメント
株式会社あいちフィナンシャルグループは、銀行業を中心とする金融サービスを提供する持株会社です。主要子会社のあいち銀行を通じて、預金・貸出・為替などの銀行業務や、証券・保険などの金融商品販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の経常収益は559億7,300万円(前年同期比18.1%増)、経常利益は142億1,700万円(同42.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は100億2,900万円(同40.6%増)と大幅増収増益となりました。貸出金利息等の増加や貸倒引当金取崩益により経常収益が増加し、国債等債券損失や統合関係費用、与信関係費用の減少も寄与して増益となっています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比999億円増の6兆8,996億円、純資産は同439億円増の3,977億円となりました。貸出金は679億円増の4兆9,136億円、預金は277億円増の5兆9,606億円、有価証券は815億円増の1兆2,723億円となっています。自己資本比率は8.74%と前期末比0.04ポイント低下しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュフローは、貸出金の増加679億円や預金の増加277億円などがありました。投資活動によるキャッシュフローは、有価証券の取得による支出が815億円増加しています。財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払29億4,600万円などがありました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、経常利益260億円(前期比152.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益180億円(同97.9%増)と大幅増益を見込んでいます。あいち銀行単体でも、経常利益263億円(同152.9%増)、当期純利益183億円(同89.7%増)を予想しています。
株主還元
中間配当金は1株当たり50円で実施されました。期末配当金は60円を予定しており、年間配当金は110円となる見込みです。前期と同額の配当を維持する方針です。